SPF豚肉の特性
どうしてSPF豚肉は豚肉特有の臭みが無いのですか?
 食肉の風味(香り、臭味)はそこに含まれるVFA(短鎖脂肪酸又は揮発性低級脂肪酸ともいう)に由来することが知られています。日本SPF豚協会はSPF豚肉に臭味が無い理由を次の様に考えています。

                             東北大学家畜衛生学教室(単位:log10)
 

SPF豚

一般豚
総好氣性菌 8.5±0.3 8.1±0.3
Streptococcus 8.7±0.2 8.1±0.3
Enterococcus 6.8±0.7 5.3±0.4
総嫌氣性菌 9.3±0.3 8.6±0.1
C.perfringens 3.0±0.5 2.3±0.0
Lactobacillus 8.8±0.4 8.1±0.2
Yeast 3.5±1.3 2.8±0.8
Fungi 2.3±0.0 2.4±0.1

※表1 SPF豚と一般豚の腸内細菌(盲腸内)細菌数
 
Answer2
 健全な腸内細菌叢が構成されている時、腸内における各種VFAの産生量が抑制されることが期待されます。
■SPF豚と一般豚のVFA(盲腸内)
Answer3
 腸内で産生されたVFAはそのまま腸管から吸収され、豚肉内へ移行し、そこに蓄積されます。SPF豚はその量が少ないため臭味が無く豚肉本来の好ましい香りを持っていると考えられます。

             伊藤忠飼料研究所(単位:mg/100g)
  酢酸 酪酸
SPF豚 0.14 0.63
一般豚 0.52 2.03

 
どうしてSPF豚肉はやわらくておいしいのですか?

 電子顕微鏡と光学顕微鏡で観察した結果、同一品種でSPF豚肉と一般管理の豚肉を比較すると、SPF豚肉の筋繊維間にふくまれる筋肉内脂肪量の多いことがわかりました。また、筋繊維自体も細い傾向にあり、肉のキメが細かいといえます。このため、SPF豚肉は加熱してもやわらかくておいしいのです。

おいしさー健康へのこだわりが、本物のおいしさを生みました。
 だいじに育てられたSPF豚のおいしさは、目に肥えた奥様たちのお墨付き。さてその特徴とは・・・。
  1. 保水性が高いので、うまみを逃さず調理できます。
     
  2. 赤身の部分に適度な脂肪がふくまれジューシーです。
     
  3. 肉質がきめ細かくやわらかな食感です。
     
  4. さめても固くならず、おいしく食べられます。
     
  5. 脂肪は白くあっさりしています。
     
  6. 気になる豚独特の臭みがありません。
最終更新日 :2004/3/31